知ることから始まり
人生の中で身に付けていく学び
ココロの達人®︎は、心理学の知識を増やすことだけを目的とした講座ではありません。
自分自身について学び
心の仕組みを知り
人との関係を見つめ
日常の中で確かめ、実践しながら
少しずつ自分自身の力として身に付けていく。
そして
自分で考え
自分で判断し
自分で選び
自分自身の人生を生きていく。
私たちは、そのための学びと実践の場を育ててきました。
ココロの達人®︎を一言で表すなら
本当の自分を生きる人が育つ文化。
それが、私たちの目指しているものです。
その根底には原点から変わらない二つの言葉があります。
知るから 身に付けるへ。
そして本当の自分を生きる。
そして、そのすべてを支える信念があります。
自分を信じて自由に生きる。
このページでお伝えすること
講座になる前の原点
夫婦で学び、人生で確かめたこと
ココロの達人®︎の原点は、講座を始めた日よりも前にあります。
私たち夫婦が30代の頃
私は、どうしても受講したいと思う3日間のセミナーに出会いました。
しかし、妻は当初そのセミナーを受講することに反対していました。
それは自分と向き合うことそのものを否定していたからではありません。
妻は
「自分と向き合うことは、
お金を出して誰かにしてもらうものではなく
自分自身が人生の中で行うものだ。」
と考え、実際に日々の生活の中でそれを実践していました。
私は体系的な学びを外に求め、妻は人生そのものから学ぶことを大切にしていた。
異なる学び方を持つ二人が、長い時間をかけて話し合い
夫婦でそのセミナーを受講することになりました。
そこで学んだことを私たちは「よい話を聞いた」で終わらせませんでした。
日常の生活へ持ち帰り
実際に試し
振り返り
また学びました。
妻は、自分の奥にあった本当の気持ちに「自分自身」で気付きました。
私は妻の姿を通して自分の中にまだ向き合えていないものがあると気付き
後日もう一度同じセミナーを受講しました。
この経験から私たちは知りました。
一度知ったからといってすべてがわかるわけではない。
学んだことは、人生の中で実践し、確かめ、学び直しながら少しずつ身に付いていく。
そして学ぶとは、誰かが望む人間になることではなく
自分の本当の気持ちに気付き
自分の人生を自分自身で選べるようになること。
なのだと。
「体系的に知る」ことと「人生の中で実践する」こと。
この二つが夫婦の経験の中で結び付いたところに
後のココロの達人®︎へつながる教育哲学の原点があります。
講座の始まりは、一つの問いでした
その後、私たちは「自分らしく生きる」をテーマにした講演会を開きました。
お話ししたあと一人の参加者から、こんな問いをいただきました。
「どうすれば、それを身に付けることができますか。」
とてもシンプルな問いでした。
しかし、この問いには、私たちがその後も考え続けることになる本質的なテーマが含まれていました。
「知る」ことと
「身に付ける」ことは
同じではない。
自分らしく生きることについて話を聞き、その意味を理解したとしても
それだけで翌日から生き方が変わるわけではありません。
人との関係の中で迷うこともあります。
感情に動かされることもあります。
頭ではわかっていても以前と同じ反応をしてしまうこともあります。
では
人はどうすれば学んだことを
本当に自分のものとして身に付けていけるのだろう。
この問いが講座としてのココロの達人®︎の始まりになりました。
「知る」だけではなく「身に付ける」ための場所へ
講演会で問いをいただいてから私たちは考えました。
話を聞くだけではなく
知識を覚えるだけでもなく
人生の中で実際に使いながら学べる場所をつくれないだろうか。
そこで約半年後に始めたのが「女性のためのNLP心理学講座」でした。
最初から現在の形が完成していたわけではありません。
講座を行い
参加された方々の声を聞き
実践の中で起きたことを振り返り
また考える。
私たち自身も学びながら少しずつ形を育ててきました。
やがて学んだ女性たちの変化を身近で見ていた夫や家族からも「自分も学んでみたい」という声が生まれ夜の講座へと広がっていきました。
大きな広告によって広げてきたというよりも、
人から人へ学びが静かにつながってきた。
それがココロの達人®︎が歩んできた道です。
現在、講座をご紹介のある方に限ってご案内していることもこの歩みと無関係ではありません。
紹介制は、人を優劣で選別するためでも閉鎖的な場所をつくるためでもありません。
安心して話し、考え、立ち止まり、互いの領域を尊重しながら学べる文化を守るための一つの境界線です。
人数を増やすことよりも「学びの文化を守る」こと。
私たちは、それを大切にしています。
なぜ「ココロの達人®︎」なのでしょうか
「達人」と聞くと
何でもできる人。
すべてを知っている人。
迷わない人。
完成した人。
そんな姿を想像するかもしれません。
しかし私たちが考える「達人」は少し違います。
達人とは、完成した人ではありません。
人生から学び続ける人です。
人は、どれだけ学んでも迷います。
感情が動くこともあります。
できていたことができなくなることもあります。
これまでの考え方では答えが出ない出来事に出会うこともあります。
だからこそ
また自分を見つめる。
また知る。
また考える。
また試してみる。
そして、また学ぶ。
その繰り返しを大切にする。
何かを極めて終わった人ではなく、
学ぶことを「生き方」にしている人。
ココロの達人®︎という名前には、そんな願いが込められています。
私たちが届けたいのは、
人生の中で使える「心の法則」です
ココロの達人®︎では、心理学を学びます。
しかし心理学の用語や理論をたくさん覚えることだけが目的ではありません。
私たちが大切にしているのは
人生の中で観察し
実践し
自分自身で確かめていくことのできる
人生の中で使える「心の法則。」
です。
私たちが「心の法則」と呼んでいるのは、長年の学びと実践を通して
人の心や人間関係について繰り返し観察し確かめてきた原理です。
ここでいう「法則」とは、すべての人に同じ結果をもたらす絶対的な公式ではなく
自分自身と人との関係を理解するための手がかりです。
例えば、
- 理解されることで安心が育つこと。
- 安心できることで人は自分自身で考えやすくなること。
- 否定され続けると心は閉じやすくなること。
- 比較され続けると自分自身を見失いやすくなること。
- 感情を無理に消そうとするよりも、まずその存在に気付くことが大切であること。
- 自分の感情を否定するのではなく理解することで感情との付き合い方が変わっていくこと。
- 自分と相手の境界線を理解することで必要以上に相手の人生を背負わずにすむこと。
- 同じ出来事に直面しても人によって受け止め方や反応が異なること。
私たちは、こうした原理を絶対的な正解として押し付けません。
知る。
自分自身の人生と照らし合わせる。
実際に試してみる。
そして、
自分自身で確かめる。
そこまでを大切にします。
家庭で。
仕事で。
夫婦で。
親子で。
友人との関係で。
そして、誰よりも長く付き合う自分自身との関係で。
知識として知るだけではなく「人生を支える力」として身に付けていく。
それがココロの達人®︎です。
三つの心理学を一つの人生へ
ココロの達人®︎では、三つの心理学を学びます。
メンタルセラピー心理学
心の動きを理解し、感情を否定せず「自分自身との付き合い方」を学びます。
NLP心理学
思考・言葉・認識・行動のパターンを理解し「新しい選択肢」を育てます。
コミュニケーション心理学
自分と相手の世界を理解し互いの領域を尊重しながら「関係」を育てます。
しかし、この三つを別々の知識として終わらせることはしません。
自分を理解する。
選択肢を育てる。
人との関係の中で生かす。
三つの心理学を一つの人生の中へつなげていく。
それがココロの達人®︎の学びです。
知るから 身に付けるへ。
ココロの達人®︎には、原点から変わらない学習哲学があります。
知るから 身に付けるへ。
私たちがいう「身に付ける」とは、単に知識を覚えることでも
一度できるようになることでもありません。
知ったことが
自分自身の理解となり
日常の中で実践され
人との関係へ広がり
やがて、その人の考え方や判断や生き方へ溶け込んでいく。
その過程全体を意味しています。
ココロの達人®︎では、その歩みを、
知る → わかる → 行う → できる → 分かち合う → 生きる → また、新しく知る
という「成長の6ステップ」として整理しています。
この6ステップは、一直線に上る階段ではありません。
「生きる」に到達して完成するのではなく
人生の中で新しい出来事に出会えば、また「知る」へ戻ります。
戻ることは、後退ではありません。
立ち止まることも学びの一部です。
人生が続く限り学びも続いていく。
だから私たちは、
学ぶことそのものを生き方へ育てていくこと。
を大切にしています。
※成長の6ステップと「身に付ける」の詳しい考え方は「『学ぶ生き方』を身に付ける」でお伝えしています。
本当の自分を生きるとは
ココロの達人®︎が目指しているのは、誰かが決めた「正しい人」になることではありません。
好きなことだけをすることでも
誰にも頼らず生きることでも
周囲を顧みず自分だけを優先することでもありません。
また、自分の中のどこかに固定された「本当の自分」が存在し
それを一度見つければ完成するという意味でもありません。
人は、人生の経験を通して自分を知り直し、価値観を確かめ直し、選択を重ねながら生きていきます。
私たちが考え
本当の自分を生きる。
とは
自分を理解し、現実を見つめ、他者の領域を尊重しながら、
自分で考え、自分で判断し、自分で選び、
その選択を自分自身の人生として引き受けて生きていくこと。
です。
人の意見を聞いてもいい。
支えてもらってもいい。
迷ってもいい。
立ち止まってもいい。
選び直してもいい。
そのうえで最後は自分で選ぶ。
自分の本心に気付いたからといって思ったことをすべてそのまま行動に移す必要もありません。
大切なのは、本心に無条件で従うことではなく
自分の本心を置き去りにせず
現実と他者を尊重したうえで「自分自身が選ぶ」こと。
です。
誰かの正解を生きるのではなく自分自身で確かめた選択を生きていく。
自分の人生の主体を誰かへ預けない。
その根底にあるのが
自分を信じて自由に生きる。
という私たちの変わらない信念です。
ここでいう自由とは、何をしてもよいという意味ではありません。
自分が選んでいることに気付き、他者の領域を尊重し、その結果も含めて自分の人生を生きる自由です。
自分自身の人生を生きるための10の力
ココロの達人®︎では、学びを通して育てていく力を
自分自身の人生を生きるための10の力として整理しています。
- 気付く力
- 立ち止まる力
- 自分を理解する力
- 事実を見る力
- 境界線を持つ力
- 自分で考える力
- 自分で判断する力
- 自分で選ぶ力
- 他者を尊重する力
- 人生から学び続ける力
この10の力は、人を評価するための能力表でも
できているかどうかを判定するための基準でもありません。
「今の自分は、どの力について学んでいるのだろう。」
と自分自身を振り返るための「成長の地図」です。
どの力も一度身に付ければ終わるものではありません。
人生の状況や人との関係が変わるたびに私たちは何度でも学び直します。
※10の力と本当の自分を生きていくまでの歩みは、「ココロの達人®︎が目指す変化」で詳しくお伝えしています。
私たちは、人を変えようとはしません
ココロの達人®︎は、人を変えることを目的とした場所ではありません。
正しい答えを与え、その通りに生きてもらう場所でもありません。
講師が受講する人の人生を決める場所でもありません。
なぜなら
変化の主体は、本人だからです。
私たちができるのは
- 知識を届けること。
- 問いを渡すこと。
- 必要な視点を示すこと。
- 対話すること。
- 実践できる機会をつくること。
- 振り返る環境を整えること。
- 本人が自分自身で考え、判断し、選ぶ力を尊重すること。
だからココロの達人®︎では
「何を教えるか」と同じくらい「どのような環境で学ぶか」。
を大切にしています。
講座は、人生の代わりではありません。
人生から学べる自分を育てるための学びのフィールドです。
私たちが最終的に目指しているのは、講師がいなければ判断できない状態ではありません。
講座が終わったあとも自分へ問いを向け
必要であれば人の力を借りながら
自分で確かめ、判断し、選び直せること。
講座からの自立もまたココロの達人®︎が大切にする教育の成果です。
私たちが育ててきた文化
ココロの達人®︎では
- 人を急がせません。
- 人格や感情を否定しません。
- 答えを押し付けません。
- 他者との比較を、成長の基準にしません。
- 話したくないことを、無理に話させません。
- 安易に励ましません。
- 感情を否定しません。
- 感情と事実を混同しません。
- 相手の領域へ必要以上に踏み込みません。
- できなかったことを、すぐに失敗と決めません。
- わからないことを、わかったことにしません。
- 学んだことを講座の中だけで終わらせず、日常へ持ち帰ります。
その中心にあるのは、
自分で考え
自分で判断し
自分で選ぶ力を育てること。
です。
それは単なる講座の方法論ではありません。
ココロの達人®︎が長い時間をかけて育ててきた学びの文化です。
ココロの達人®︎|三つの判断原則
私たちの学びと判断の根底には、三つの原則があります。
弁解よりも事実。
自分を守るための説明を重ねる前にまず「何が起きているのか」を見つめます。
事実を見ることは、自分を責めることではありません。
現実に立ち戻り次の選択を可能にすることです。
正しさよりも成長。
誰が正しいかを証明することだけにとどまらず「その経験から何を学べるのか」を考えます。
正しさが必要な場面はあります。
私たちは正しさを否定するのではなく、その先にある成長を大切にします。
速さよりも深さ。
早く答えを出すことよりも「自分の中で本当に理解し生き方として身に付いていくこと」を大切にします。
人には、それぞれの歩幅があります。
早く進むことと深く身に付くことは、必ずしも同じではありません。
この三つは、人を評価する言葉ではありません。
迷ったときに何へ立ち戻るのかを示す私たち自身の判断原則です。
「教える人」と「教えられる人」だけではなく
講師には、講師としての役割があります。
知識を伝えること。
問いを渡すこと。
必要な視点を示すこと。
安心して学べる環境を整えること。
しかし講師が「完成した人」になるわけではありません。
講師自身もまた、人生を生き、迷い、問い、学び続ける一人の人間です。
受講する人にもそれぞれの人生があります。
異なる経験があり異なる価値観があり異なる答えがあります。
だから私たちは、役割の違いと境界線を大切にします。
講師と受講者の役割を曖昧にするのではなく、
それぞれの役割と領域を尊重したうえで共に人生から学び続ける。
そのような関係を大切にしています。
「分かち合う」とは、講師から受講者へ一方向に教え込むことではありません。
自分が経験し、理解し、身に付けてきたことを相手の領域を尊重しながら関係の中で生かすこと。
そして自分とは異なる人生を歩んできた人から「また自分も学ぶこと」です。
人生の燈台として
ココロの達人®︎を象徴するものとして私たちは
人生の燈台
という考え方を大切にしています。
燈台は船を引っ張りません。
進路を命令しません。
目的地を決めません。
ただ、暗い海の中で自分の現在地や周囲を確かめるための光を示します。
燈台は光を示す。
しかし進む方向を決めるのは本人。
ココロの達人®︎もそのような場所でありたいと考えています。
誰かの人生を導くのではなく
誰かの答えを代わりに決めるのでもない。
学びや問いを通して
今、自分はどこにいるのか。
何を感じているのか。
何を大切にしたいのか。
これから何を選ぶのか。
それを自分自身で見つめられるようにする。
私たちは
自分自身へ還るための光を静かに照らす。
そのような存在でありたいと考えています。
燈台という言葉は、単なる比喩ではありません。
講師や講座が本人に代わって進路を決めないという「私たちの約束」でもあります。
ココロの達人®︎も、学び続けます
ココロの達人®︎は、長い年月をかけて育ってきました。
しかし、私たちは、この場所を「完成したもの」だとは考えていません。
人について学べばまだわからないことに出会います。
心について考えれば一つの答えだけでは説明できないことに出会います。
人生を生きていればこれまでの理解を見直す出来事にも出会います。
だから私たち自身も学び続けます。
必要であれば問い直します。
確かめ直します。
よりよい形へ整えていきます。
ただし何でも変えるということではありません。
変えないものを大切にしながら変えるべきものは変えていく。
その判断の中心に置く問いは一つです。
それは「本当の自分を生きる人が育つ文化」につながっているだろうか。
ココロの達人®︎自身もまた「学ぶ生き方」を続けていきます。
もっと深く知りたい方へ
このページでは、ココロの達人®︎が生まれた原点と歴史、名前に込めた願い、学ぶ内容、そして私たちが育ててきた文化についてお伝えしました。
さらに深く知りたい方には、それぞれのテーマを掘り下げたページがあります。
心に使われてしまう「心」
「わかっているのにできない」ことを心の仕組みや無意識の反応という側面から考えます。
心に使われる状態から心とともに自分で選ぶ生き方へ進むための考え方をお伝えします。
「学ぶ生き方」を身に付ける
「成長の6ステップ」を中心に人生から学び続けるというココロの達人®︎の教育哲学をお伝えします。
ココロの達人®︎が目指す変化
「自分自身の人生を生きるための10の力」と
自分を知り、自分で確かめ、自分で判断し、本当の自分を生きていくまでの歩みをお伝えします。
ココロの達人®︎憲章 Ver1.0
この場所に集う人たちが共に何を大切にするのか。
その文化と約束を言葉にしています。
どこから読むか。
どこまで読むか。
それも、ご自身でお選びください。
私たちは、読む順番も理解する速さも決めません。
最後に
ココロの達人®︎の講座としての始まりには、一つの問いがありました。
「どうすれば、それを身に付けることができますか。」
その問いから長い時間が経ちました。
けれど私たちが考え続けていることは、今も大きく変わっていません。
学んだことを知識だけで終わらせない。
人生の中で確かめ
できなかったことからも学び
また試してみる。
そして少しずつ自分自身の力として身に付けていく。
その学びが人との関係へ広がり、やがて自分自身の生き方へ溶け込んでいく。
だから私たちが考える「達人」とは、完成した人ではありません。
人生から学び続ける人です。
そしてココロの達人®︎そのものも学び続ける場所でありたいと考えています。
私たちは、答えを用意して待つ場所ではありません。
自分自身の人生を考えるための知識と問いと学びの環境を整える。
その先をどう生きるのかは、一人ひとりが自分自身で選びます。
それこそが私たちが大切にしてきた、
本当の自分を生きる人が育つ文化。
なのだと考えています。
ココロの達人®︎
知るから 身に付けるへ。
そして 本当の自分を生きる。
自分を信じて 自由に生きる。
燈台は光を示す。
しかし 進む方向を決めるのは本人。
次を読む
心に使われてしまう「心」
心との関係をもう一度見つめ直す。